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理央
「RIO NOTE」は1人の子を持つ「理央」が日々の気になったことを備忘録的に書いている個人ブログです。
好きなものは写真を撮ること、旅行、車、英語。
それらを中心にブログを書いています。

CX-8に買い替えるか車検を通して今の車に乗り続けるか悩んだ話

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理央

こんにちは!理央(@leo__note)です!

多くの方が1回目の車検を通し、2回目はどうするか悩まれるのではないでしょうか。
僕もまさにその一人でした。

購入して5年が経とうとするアクセラの2回目の車検を通すか、まだ少しでも査定額が付く間に買い替えるか半年ほど悩んでいました。

その時思っていたことや感想を残したいなと思います。

目次

買い替えを考えたきっかけ

買い替えを考えたきっかけ

買い替えることを考えるまで乗っていた車がアクセラスポーツ(1.5S Touring)。

1500ccでパワーはないものの、当時この車の価格帯ではあまり見ない先進装備がたくさん付いていました。ACC(前の車の速度に合わせて追従するクルーズコントロール)やドライビングディスプレイ、後ろから車が来ていることをミラーに知らせてくれるBSMなどが標準で付いていたコスパモデル。

何よりデザインが好みだったのと予算感が合ったので試乗をした次の日にはハンコを押していました

理央

そんなに早く決めるつもりもなかったですが、数時間による交渉の末かなりお値引きしていただいたので決めてしまいました。

納車されてから仕事でもプライベートでも近場から往復1000キロの日帰り旅までいろいろなところに行って愛着のあったアクセラですが、私の生活の状況が変わり乗り替えを検討することになりました

自分の環境が変わった

アクセラは独身時代に初めて自分で買った車だったので長く乗ると思っていました。でもその後、結婚し子供ができライフスタイルがまるっきり変わったことで乗り換えを考えるようになりました。

子供が生まれてからもアクセラに乗っていましたが、環境が変わるとそれまで全く気にしてなかったところが気になり始めました

それはズバリ後席。それまでは1人or2人乗車がほとんどで後席はほぼ使うことがなく、使ったとしても半年に数回。

しかしこの後席を常用するようになってから

  • 車高が低いので子供をチャイルドシートに乗せたり降ろしたりするとき腰を結構かがめないといけない
  • 後席の窓が小さく光が入りにくいので圧迫感がある
  • 前席と比べてシートがペラいので長時間乗るのがしんどい
  • チャイルドシートを乗せるとスペースがなくなるので実質4人しか乗れない

ということが気になっていました。

その上、回数的にそれほど多くはないものの親や妹家族と一緒に移動することが半年に何回かありました。その時はいつも2台に分かれて移動していたのですが、3列シートの車に乗るとこれが1台で済むし楽だなぁと感じていました。

とは言うものの車を頻繁に変えるほどの余裕はないし、「絶対に乗り換えが必要か」と言うとそう言うわけでもなかったのでアクセラをすぐに手放すことは考えていませんでした

アクセラの車検が来る

しかし時間が経つにつれ決断をしないといけないなと考えるようになりました。それは数ヶ月後に迫ったアクセラの2回目の車検です。このまま車検を通すか乗り換えるかこの頃めちゃくちゃ悩んでいました。

仮に車検を通すにしても2回目だから車検費用がそれなりに掛かることは覚悟しないといけません。1回目の車検は多少の消耗品とオイル交換くらいで必要最低限で通せましたが、2回目はタイヤ交換を始め1回目では交換しなかった場所を交換する必要があるからです。

何よりも大きかったのが、買取査定です。5年を過ぎると次は7年目の車検までは乗る予定でしたが、7年目に買い替えとなると人気車種でもなんでもない廃盤のアクセラ君に値が付くと思えません。買い替えるとなると5年目かなと薄々感じていました。

さらに家族が将来増えたらどう考えても今以上に不便になるものに車検を通してまで乗る必要があるのかなぁとも思っていました。

理央

うーん、、3列シートのクルマなんて高いしそんなに余裕ないしなぁ。。どうしよ。。

ただそうは言っても安い買い物ではありません。

乗り換えの場合、金銭的に難しいなぁと感じていたことからとりあえず2回目の車検を通す方が現実的かなぁとも思い、車検が切れる2か月前くらいに車検の予約をしました。

ただモヤモヤした気持ちはずっとありました。

そこでたとえ気持ちが変わって買い替えるにしても車検の予約を断るだけなので、一度自分の気持ちを整理するためにアクセラを買ったディーラーでCX-8の試乗をすることにしました。

試乗と実物を見るためディーラーへ

試乗と実物を見るためディーラーへ

CX-8は僕がアクセラを買って少し経ってから発売されたマツダの3列シートSUVです

余談ですが

アクセラの定期点検でディーラーに行った時に初めて遠目でCX-8を見ましたが「3列シートでこんなにかっこいい車が出たんだ!」と思っていました。

担当に「あれどれくらいするんですか?400くらい?」って聞いたら「それくらいはしますね。買い替えます?笑」と言われ「絶対無理 笑 オプションもそれなりに付けたらもっとするだろうなぁ」と話していたのを覚えています。

この時はアクセラに乗っていて困ったことがなかったので、まだまだ乗るつもりで乗り換えを考えることは全くありませんでした。

いつもは担当と一緒に15分ほどの決まったコースを試乗しますが、この時はコロナ禍のためディーラーも気を使っているのか「一緒に乗っての試乗ができないのでご自由にどうぞ」と言われました。

車の準備をしてもらい、初めて目の前にした実車はかっこいいのはもちろんですがかなりデカいというか「長いな」という印象。
それもそのはず、アクセラに比べて全長44cmも長いし背も高い。
ざっくりですが、背の高さ以外アルファードと似たようなサイズです。

電動パーキングが付いた車は初めてだったので、その説明を受けいざ出発。

理央

自分達だけで運転するのは気が楽で良いですね。

最初は車の長さが気になり恐る恐るでしたが、いざ運転し始めるとその長さも駐車以外はそこまで気になりませんでした。

この時用意してもらったのはガソリンモデルの25Sでグレードは中間グレードのプロアクティブ。CX-8の場合、ディーゼルの方が人気ですが、街乗りメインで週末しか運転しない僕にとってはディーゼルの恩恵があまり得られないのでガソリンモデルのみの試乗。

運転してみての感想ですが、アクセラに比べると快適な車だなという印象。具体的には

ブレーキがキープできる

ブレーキがキープできる

初めての機能・オートホールド。これを使えば信号待ちで一度フットブレーキを奥まで踏み込むと自動的にブレーキがキープされ踏み続ける必要がありません。信号が変わればちょっとアクセルを踏めばブレーキが解除されます。

最近の車だと少し高い軽自動車でも付いているこの機能ですが、初めて使った時は感動!特に渋滞中はブレーキを踏んだままのことが多く、足に力を入れっぱなしなのでそれがなくなるだけでこんなにも快適なのか。オートホールドに慣れると「これが無いクルマには乗れなくなる」と言われているのは分かる気がします。

アクセルを踏む量が少なくていい

アクセルを踏む量が少なくていい

CX-8は車体が重い(1740kg)のでNAエンジンだと出だしにもっさり感があるかなぁと思っていましたが心配無用でした。2.5Lのエンジンなので少し踏むだけで前に進みます。もちろんディーゼルのトルクには全然及びませんが、1.5Lのアクセラを乗っていた僕にはこれでも十分すぎます。

理央

回せるという楽しさで言えばアクセラに軍配が上がりますが、踏み込む量が少ないのは街乗りでは特に楽。

アクセラは加速が遅く、踏み込みからスピードがのるまでラグがありストレスを感じていました。特に急な坂道だとかなり踏み込みが必要でよくエンジンが唸っていましたが、CX-8はそういうストレスは無く少し踏めば進みます。かといって過敏な飛び出しもなく自然で軽快なフィーリング。

さすがに傾斜のきつい坂道だとCX-8でも多少踏み込む必要はあるので、坂道の多い場所を運転することが多い場合はモリモリトルクのディーゼルの方がいいと思います。

室内・席・トランクが広い

トランクが広い

広い!2列目にチャイルドシートを置いて、その横に座っても圧迫感がないし膝前にも余裕のスペースがあるのが嬉しいポイント。

アクセラの2列目に座った時は、隣に置いたチャイルドシートまで近かったけど、CX-8の場合は距離が離れてスペースができたので良いと妻も言っていました。

比較すると全幅で4.5cmしか違わないのに実感的に大きく感じました。

3列目を使う頻度は少ないので、そのことを想定して3列目は倒して試乗しました。倒すとトランクに広大なスペースが生まれ、普段使っているJoieの大きめのベビーカーを雑に積んでもまだまだ他に荷物が積める余裕がありました

理央

一番長いところで測ると2列目の背もたれからトランクの端まで120cmもありました!

アクセラの場合はトランクが大きくないため、ベビーカーを乗せると他の荷物を乗せるスペースも限られるのでこのCX-8のトランクスペースはありがたいです。

途中ホームセンターの駐車場で駐車も試しました。長い車体なのでバックの駐車は怖いかなと思っていましたが、360°ビューモニターとバックカメラのおかげで問題ないということが確認できました。

いつもとは違う「担当無しの試乗」でしたが、自分が使う場面を想定することができたので乗っているイメージが明確になりました。1時間弱ほど自由に試乗できたのが大きかったです。

ただこの時点では自分の中ですぐに買い替えか車検を再度通すかは決めきれないでいました。

試乗後ディーラーに戻り、その日は時間がなかったので担当に悩んでいることだけ伝えて帰宅。

理央

潤沢な予算があればこの日にハンコを押していました 笑

実はこの数ヶ月前に別のお店でアクセラの買取査定をしてもらっていたのですが、走行距離3万キロにも達していないのに購入価格の2割にも満たないという悲しいくらい安い査定額でした。買取や下取りの値段が悪いとそもそも買い替えができないのでこの時点で8割以上アクセラの車検を通す方向で考えていました。

そこで自分自身に最後に決断?諦め?を付かせるためいつもお願いしているディーラーだとどうだろうと思い今回の試乗をお願いしました。そちらで買うとなったらアクセラに続いて2台目の購入となり、以前もかなり値引をしてもらえたので値引と下取り価格に淡い期待を抱き試乗しに行きました。

試乗をしてよかったことが一つあります、それは半年悩んでいたことに対して自分の中でスッキリ答えが出せたことです。答えはシンプルなもの。査定額と値引きがダメなら車検を通す、OKなら乗り換え、そのように自分の中で決めることにしました。

そして次の日の日曜日の朝、試乗を終えたディーラーから「ぜひ買っていただきたいので今日来てください」という営業の電話が来たので2日連続でディーラーに向かうことになりました。

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