こんにちは!理央(@leo__note)です!
無料で勉強できる動画(YouTubeやTEDなどの動画サイト)が簡単に観られる今の世の中、本当にすばらしいですよね。
受験勉強を除いて、僕が本気で英語の勉強をしたのがスピーキング・リスニング力0で初めて留学に行った2004年。その頃は英語を無料で勉強できる動画サイトはなんてありませんでした。留学先で当時していた勉強法と言えば、観たことのある日本のアニメ(エヴァンゲリオンやジブリ作品)をDVDで借りてきて何回も何回も繰り返し観て、返却時にまた違うアニメを借りてくるという感じでした。
日本のアニメの場合、内容は知っているので音声が英語でも「観る」ということのハードルが低いので「超」が付くほどの英語初心者の僕にとってはかなり合っていました。(英語が少しも聞き取れないうちは観たことのない作品を長時間理解できないまま観るのはかなりストレスだったので。。)
アニメにを英語で観ることに慣れるとアメリカの映画をレンタルしたり、比較的分かりやすいアクション系やコメディ系の作品を映画館で観たりしていました。
「ブレイド3」や「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」だったと思います。
古っ 笑
それが今では場所や時間を問わず、無料で簡単に動画で勉強ができるのだからいい世の中になりましたね。
そんな勉強法をしていた私が今よく観ているカメラや写真を紹介する英語のYouTubeチャンネルを紹介します。
私は普段富士フイルムのカメラを使っているのですが、今から紹介する人たちも富士フイルムのカメラを持っているという共通点があります。(過去形の人もいますが)
自分の興味のあるカメラや写真のことを話してくれるので取っ付き易く、頭に入って来やすいので僕のような趣味を持っていて英語を勉強している方にとって良いリスニングの勉強になると思います。
Joe Allam
大好きで数年前からよく観ているチャンネルがJoe Allam。
動画の色合いも音楽も雰囲気もめちゃくちゃオシャレ。ロンドン在住のイギリス人の方で自撮りスタイル。喋っているときやリアクションをするときに伝わって来る物腰の柔らかい感じがほのぼのとした気持ちにさせてくれる癒し系YouTuberです。
特徴1.クセのない丁寧な英語
どの国の英語を勉強している(or したい)かにもよりますが、カナダ英語やアメリカ英語に慣れている僕にとってイギリス英語と聞くと聞き慣れていないこともあり「クセが強く、聞き取りにくい」印象です。でもJoeさんの英語はイギリス発音ですが、クセがなく比較的ゆっくり丁寧に話をされるので聞き取り易いのが特徴。アメリカ英語のように単語の終わりの子音を落とすことはあまりないので英語初心者の方にもおすすめです。
街中を歩きながらvlogをするスタイルなので、日常の生きた英語が聞け自然な言い回しが勉強になります。
分かりやすい単語を使われるので聞いていてストレスがなく楽です!
特徴2.富士フイルムのカメラを使っている
Joeさんは動画以外のスチール写真で富士フイルムの交換式のミラーレスカメラ(X-H1)を使っていますが、富士のデジカメ(X100シリーズ)も頻繁に出てきます。ただただ富士のカメラを使っているのを紹介するだけでなく、実際にどんな時にどんな設定で写真を撮っているか具体的に紹介してくれます。
これは富士以外のカメラを使うときにも参考になっています。
例えば普段(8割くらい)はISOオートで以下のような設定で撮るようです。
JoeさんのISOオートの設定(3パターン)
ISO (上限) | シャッタースピード (低速限界) | 使用シーン | |
AUTO ISO 1 | 1600 | 1/200 | 基本設定(明るい時) |
AUTO ISO 2 | 3200 | 1/125 | 夕暮れ時 |
AUTO ISO 3 | 12800 | 1/60 | 暗いところ、夜 |
Joeさんの絞りの設定
基本的に絞り優先で撮影をしていて、X100Fでの絞りの設定は
よく使う設定(街撮り) | 被写体と背景を分けたい時 | 風景を撮る時 |
f4-5.6 | F2 | F8以上 |
僕も前にX100Fを持っていたのでその時はこのX100Fの設定を紹介する動画をよく観ていました。
東京で買ったX100Fを東京で試し撮りをしているので親近感湧きまくりです。外国の方の目線で見る日本を見られるのも興味深いです。
僕はX100Vに替えましたが、今でもこちらの設定ををベースにカスタムしています。
最近だとJpeg撮って出し縛りでスナップを撮るという企画もしていて富士のカメラを楽しまれています。
これに影響され、僕も試してみましたが、やっぱり物足りず最後はLightroomで現像してしまいました 笑
特徴3.いろんな国を旅するYouTuber
旅行好きで今までヨーロッパ、アメリカ、アジア問わずたくさんの国に行かれています。彼女さんが日系人なので日本にも何回も遊びに来ていてかなりの日本好き。少し前に旅行で京都に来られていた時はオフ会もされていました。
ゲリラ的なオフ会だったので行けなかったですが、時間が合えば行きたかった。。
たくさんの旅行Vlogの中でも僕が好きなのがNEW YORKシリーズ。僕自身ニューヨークに行ったことがあって、行く前にどこに行こうかなと計画をしている時に参考にさせてもらいました。DUMBO、ブルックリン橋、エンパイアステートビルディング、グランドセントラル駅に僕も行きましたが、完全にこの動画に影響されました 笑
切り取り方が素敵すぎる。
行ったことのない知らない場所を彼の色の感覚を通して表現されているので、それを観たくていつも動画を楽しみにしています。
この動画で出てくるDUMBOって何の略?ってJoeさんが聞いて、自分でDOWN UNDER MANHATTAN BRIDGEまで言えて最後のOがわからず「OH?」って言ってるところ好きです 笑
しかもその後、友達のShuさんが冷静に「OVERPASS」と言っているところがクスッっとなりました。
Jelly Journeys
こちらは一つ目で紹介したチャンネル(Joe Allam)と被ってしまうのでどうしようか迷っていましたが、やっぱり紹介します 笑
Joeさんと彼女のEllyさんのチャンネル、その名もJelly Journeys。Joeさんのサブチャンネルで、メインのチャンネルに比べるとEllyさんが多く登場し、2人で1つの動画を作るというスタイル。
EllyさんがカメラマンになってJoeさんを撮っている動画が多いです。(逆もありますが)
プライベートなことや行った旅行先のことを2人の感想や意見、考え方を交えてより詳しく話を聞けます。あくまでサブチャンネル的な役割ですので更新頻度は高くないですが、とにかく2人のやりとりが可愛く平和そのものでJoeさんのチャンネル以上に癒しをいただけます。
動画に出てくる人みんなグルメなので、旅行先の景色だけでなく、どんなものを食べたのかも紹介しているので、そういうシーンを見られるのも嬉しいところ。
男性女性問わず友達も動画に出てくるのでいろんな人の英語が聞けるのが嬉しいポイント。友達のShuさんとEllyさんのイチャイチャしたやりとりも面白いのでShuさんが出てくる動画は特に好きです。EllyさんとShuさんの英語は僕にとっては少しクセがあるイギリス英語なので少し慣れが必要です。
お二人曰くアメリカはイギリスに比べていろんな音がしてうるさいみたいです 笑
ピザもナチョスもチキンも具沢山ベーグルも全部美味しそうでした。
Evan Ranft
アメリカのアトランタ在住のアメリカ人カメラマンのEvan Ranftさん。カメラやレンズの紹介、現像の仕方、仕事に対する姿勢、収入のこと、写真を撮る時や写真集を作るときのノウハウなど、プロのカメラマンとして幅広いジャンルについて紹介しているチャンネル。
残念ながら今は富士フイルムのカメラはほんんど使われていませんが(一応X-H1はある)、以前X100F、X-Pro2を使っていた時は、いかにこれらのカメラが小さくて持ち運びやすく写りがいいカメラかということを熱く語っていました。今はLeica・Nikon・Panasonicを使っているようです。
なんか富士を使っている人は結構ライカに行くイメージ。
やっぱり最終的にはそこにたどり着くのかな?
この人の動画を見てたらライカ欲しくなるので危険です 笑
ちなみに別の人ですが、ステレオタイプとしてライカを持っている人がよくやりそうなことをアップされています。
もちろん冗談ですが、めちゃくちゃ面白いので時間があれば見てください 笑
こんな人達がもし現実にいたら完全に嫌なやつです 笑
特徴1.自然なアメリカ英語
超個人的な感想ですが、Evanさんが話す英語は僕にとってTheよく聞くアメリカ人の英語。話すスピード感、語尾の感じ、イントネーション、単語と単語のつなぎ方(リンキング)、フラッピングなどなど挙げればキリがないくらい僕が好きな話し方。こんなふうに喋れたなぁと羨ましく思います。
日本語に比べて英語は喉の奥で音を出す言語なので低い声で話す人が多いけど、Evanさんはどちらかというと少し高めの声なので聞き取りやすい。
小さいことですが新鮮に感じたのが英語で「あなたたち」というときの言い方。僕がいたカナダでは「You guys」という言い方をよく聞きましたが、Evanさんは「y’all」ってめっちゃ言います。
アメリカ英語を勉強したいという方にこちらのチャンネルはおすすめです。どちらかといえば少し早めの話し方ですが、ネイティブが話す自然なスピードなので、慣れるという意味でも勉強になります。
これは機材関係の動画です。こういう動画だと、機材を持ちながら話すので視覚的にも話している内容が入ってきやすいのに加えて短い動画なので集中力が続きやすいです。リスニング初心者の方には特におすすめです。
特徴2.海外のプロのノウハウが聞ける
Evanさんのチャンネルの特徴は失敗したこと、成功したこと、現像の仕方、写真の撮り方などのノウハウを惜しげも無く公開しているところです。動画を見ているとアマチュアでは経験しないことが垣間見えるので興味深い内容です。
僕が気になって観ていたのはこれらの動画
- X100FとX-Pro2の比較で、なぜ両方持っているか
- どうやって写真でお金を稼いでいるか
- Lightroomでより良い色を作る現像方法
- カメラバッグの中身紹介
- みんながする構図のミス
です。他にもついついクリックしてしまうような動画がたくさんあるので是非参考にしてください。
僕のような趣味で写真を撮ってるような素人でもすぐ取り入れられそうなノウハウがいっぱいです。
まとめ
以上、僕がよく観ている英語のチャンネル3つでした。
趣味のことを楽しみながら英語も学べるまさに一石二鳥を可能にする素晴らしい教材YouTube!やっぱり好きなもので勉強するのが一番ですね。これらのチャンネルはたくさんあるカメラ系YouTubeチャンネルのほんの一部ですので、是非あなたの好きなカメラマンのチャンネルを見つけてください。
この3つのチャンネルに共通して言えることですが、長い動画もありますが、結構ざっくりとした短い動画もあるので、慣れるまではそういった動画から見るのもおすすめです。