
こんにちは!理央(@leo__note)です!
9年半前に写真のプリントのために買ったエプソンの複合機「EP-10VA」。
当時写真教室に通っていて、毎月の課題をカメラのキタムラで印刷していましたが、いちいちプリントのためだけに足を運ぶのが面倒になり、写真が綺麗に印刷できてインク代もそれほど高くなく、A3まで印刷できるという条件で探していました。
その頃ちょうど僕の希望に合った6色インクの「EP-10VA」が新型として販売開始されてすぐだったので「これだ」と思い購入。



なんでもそうですが、プリンターも上を見たらキリがない 笑
プリンターは写真印刷と年賀状印刷ぐらいしか使いませんが、写真教室を卒業した今でもA3やA4、2L版、L版の用紙を買ってきて家族の写真を印刷して飾って楽しんでいます。
大きいサイズでも小さいサイズでも画質は大満足、スジが入ったり印刷できなくなるといった不具合もなく、僕の期待に応え続けてくれています。


廃インクパッドがいっぱいになった


そんな大活躍の我が家のプリンターですが、先日1枚A3用紙に印刷をした後「廃インクパッドの吸収量が限界に達しました。エプソンの修理窓口に交換をご依頼ください。」というメッセージが急に出てきて何も操作できない状況になりました。
「ん?なんだこれ」と思って調べてみると、廃インクパッドを交換してリセットしないとプリントができないとのこと。
エプソンのサイトによると廃インクパッドとは、
クリーニング時や印刷時に排出される廃インクを吸収する部品。
フチなし印刷では、印刷データを用紙サイズより少し拡大して(用紙からはみ出して)印刷します。この時に用紙からはみ出た廃インクを吸収する部品です。
とのこと。
今まで同じプリンターをここまで長く使ったことが無かったので、こういったエラーを見ることはなかったのですが、コンスタントに同じプリンターを使っていることで廃インクパッドがいっぱいになったようです。
解決策はメーカー修理 or DIYの2つ


1つ目はメーカー(エプソン)に送るか持って行って直してもらう。
交換費用は4,950円。
2つ目はネットで修理キットを購入して、自分でインクパッドを詰め、パソコンでエラー解除する方法。
大体850円〜2,400円ぐらい。




2つ目の修理キットを買って自分でする方がコストは安いですが、面倒なうえ、よく分からないソフトをインストールしてリセットすることに抵抗があったので、無難にエプソンにお願いしました。
エプソンに「送る」 or 「持っていく」
メーカーでお願いする手段としては、
- 自分で持っていく「持込修理」
- 宅配業者が来て手続きをしてくれる「引取修理(ドアtoドアサービス)」
- 自分で修理センターに直接送る「送付修理」
があります。
近くに修理センターがある方は、持込修理。無い方は「引取修理(ドアtoドアサービス)」か「送付修理」になります。
僕は近くに持ち込める修理センターがなかったのと、自分の時間があるタイミングで送りたかったので「送付修理」を選びました。



引取修理だと8:00~13:00、12:00~18:00、18:00~21:00 (日曜日を除く)とざっくりした時間指定になり、そちらでも良い方は引取修理が便利かもしれません。
廃インクパッド交換の依頼方法
まず引取修理か送付修理で流れは異なります。
引取修理の場合
引取修理の場合、こちらのエプソンのページからWebもしくは電話で申し込みをします。
引き取りに来て欲しい日にちと時間を申し込むと配達員が引き取りにきます。
この場合、修理に関係のない付属品は送る必要がないので、プリンターのみ入れて梱包すれば良いです。
(今回プリンター本体だけで電源ケーブルも入れなかったのですが、特に問題なく修理から返ってきました。)
修理センターにプリンターが到着後、お見積りの連絡が来て、修理、返送という流れになります。
サイトの記載によると、引取修理の場合、支払い方法は「代引き」だけのようです。
送付修理の場合
今回僕が利用したのはこちらの送付修理。
(※送付時の送料は元払い)
流れは以下の通りです。
- 必要な記載事項を書いたメモをプリンターに同梱する
- 最寄りの修理センターへ商品を送る
- 見積りが必要な場合、見積りの連絡が来る
- 修理
- 返送
必要な記載事項はこちら。
- 名前、住所、連絡先
- 故障状況
- 見積もりが必要かどうか
(必要 or ○○円以上は見積もり連絡必要など) - 希望支払い方法
(代引き or 銀行振込) - プリンター本体に記載のシリアルナンバー(製造番号)
- 保証の有無
(保証期間内/保証期間外)
(保証期間内の場合は保証書を同梱)
※保証期間中でも、保証書の添付がない場合は有償となるので注意。
これらを記載し印刷するか、メモ書きでもいいのでプリンターの箱に入れて送る。
送り先はこちらの通りですが、お住まいの地域によって送付先が違うので注意。
■札幌修理センター
〒003-0021
北海道札幌市白石区栄通4-2-7 エプソンサービス株式会社
TEL : 011-805-2886
送ってから帰ってくるまでの日数と費用




月曜日に送って、金曜日に戻ってきました。手元を離れて4営業日で戻ってくると思ってなかったので、びっくりしました。エプソンさんありがとう!
費用は僕の場合は、廃インクパッドの交換のみで、他に故障は無かったので、送料と代引き手数料込みの4,950円で済みました。
まとめ
「廃インクパッドってなんぞ?」というエラーが発生したエプソンのプリンターEP-10VA。エプソンのお問い合わせのチャットから連絡をしてその日のうちに修理センターに送って4日後にはエラーが消えて手元に返ってきました。
僕のように自分で直すのよく分からないし、めんどくさいという方には、無難にメーカーの修理センターに送るのが一番楽で早くおすすめです。
ちなみに僕の使っている機種は今年の夏で修理対応期間が切れるのですが、エプソンでは機種関係なく、その修理期間が切れたとしても廃インクパッドの交換は対応してもらえるようです。
9年経っても満足度の高い印刷結果を出してくれるEP-10VA。最近は使う頻度が少なくなっているとはいえ明確な後継機が出ていない以上、壊れるかインクが販売終了するまで使い続ける予定。
あえていえば、このエコタンクのEW-M973A3Tですが、そこそこな値段がするのでまだまだ今のプリンターに活躍してもらいたいです。

